診療科案内 消化器内科

担当医紹介

名前:鈴木 孝雄
専門:消化器疾患・内科全般
得意技術:上部内視鏡・下部内視鏡
学歴:自治医科大学医学部卒業
認定:日本消化器内視鏡学会専門医
   日本内科学会総合内科専門医
   日本ヘリコバクター学会感染症認定医
   難病指定医
   緩和ケア研修修了
   嚥下機能評価研修修了

鼻から胃カメラで、胃がん・食道がんを早期発見!

みなさんこんにちは。消化器内科医の鈴木です。
今回は上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)のおはなしです。まずは胃がん、食道がんについて解説します。

●胃がん、食道がんは早期なら完治が望める
食道、胃、十二指腸は上部消化管とよばれ、食事をとるために重要な働きをしています。
胃がんは男性の場合、肺がんに次いで死亡原因の2位、女性では大腸がん・肺がんに次いで3位となっており、罹患率(かかる人の割合)は男性で1位、女性で乳癌に次いで2位を維持しています。
ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)が胃がんの原因の一つであることが分かり、ピロリ菌を除菌することが胃がんの予防になると考えられています。

食道がんは胃がんより頻度は低いものの、喫煙や飲酒と密接に関係し、40歳代後半以降の男性で特に多い疾患です。特徴として、早期では症状が出にくく、進行が速いため、症状がなくても喫煙・飲酒習慣がある方なら、一度は内視鏡検査を受けることをお勧めします。
胃がん、食道がんは原因が判明しているため、予防が大切です。発病しても、早期発見できれば完治が望めるのです。

●胃がん、食道がんは、どんな症状?

胃がん、食道がんのいずれも、症状が出にくいがんですが、以下のような症状がでることがありますので、それぞれの症状についてご説明します。

●胃がんでみられる症状
腹痛(みぞおちやへその上の痛み)、食欲不振、悪心・嘔吐、体重減少、倦怠感、吐血・下血、胸やけなど

●食道がんでみられる症状
食事のつかえ感、飲み込みにくさ、しみる感じ、胸やけ、声のかすれなど

胃カメラってどんな検査?

従来の胃カメラは、口からスコープを挿入する経口内視鏡が主流で、検査中に苦痛を伴うことから嫌厭されがちでしたが、最近では、この欠点を克服し、多くの人に検査を受けてもらえるよう、鼻から挿入する「経鼻内視鏡」が開発されました。
経鼻内視鏡での内視鏡検査は、鉛筆より細い直径6mm程度のスコープを、麻酔を行った一方の鼻から挿入し、咽頭・喉頭→食道→胃→十二指腸と順番に観察します。

当院では、最先端の経鼻内視鏡を導入し、内視鏡医によるハイレベルな技術により、これまでよりも、さらに楽に検査を受けていただけます。 検査を受けたほとんどの方から、「口からの胃カメラに比べて楽だった」とご感想をいただいており、実のところ、私も口からの胃カメラで苦しい思いをした経験があったため、年1回の胃カメラの検査は、経鼻内視鏡で受けています。

経鼻内視鏡の検査ってどんな感じなの?

鼻からの経鼻内視鏡による検査には、従来の内視鏡検査と比べ、とても楽に検査を受けることができます。さまざまなメリットがありますので、下記にまとめて説明いたします。

●苦しくない
挿入時につらくない、「おえっ」となりにくい。

●吐き気や息苦しさがない 心拍数や血圧の変動が少ない

●検査中に会話ができる
口からの内視鏡ではできない会話ができますモニター画面を見ながら、不明点や疑問点をその場で確認できます。

●鼻やのどの病変も発見できる
口からの内視鏡では発見しにくい鼻腔、咽頭・喉頭の病変を発見できます。簡単な嚥下機能検査(飲み込みの評価)もできます。

●すぐに日常生活に戻れる
車の運転、仕事、家事などは検査後すぐにできます60分後には飲食できます。(生検や培養検査なしの場合)

デメリットとしては、鼻出血が起こる場合があること、人によっては鼻の痛みを感じることなどです。また、鼻の狭い方には検査時に身体のご負担を抑えるために、口からのカメラをお勧めする場合もあります。

最新技術を備えた内視鏡 LED光源一体型プロセッサー 6000システム

●画像強調機能で、内視鏡による微小な病変をサポートします
当院では、このように最先端の内視鏡機能を駆使して、受診される方が痛くない、苦しくない、身体に負担が少ないケアを行い、あらゆる病変の早期発見に力を入れています。
胃がんや食道がんの心配のある方は、どうぞお気軽に右田病院までお問い合わせください。

マルチライトテクノロジーにより微小な病変の観察をサポート

レーザーやLED等の複数の光源を高精度に制御するとともに、画像処理を組み合わせることで、目的に応じた観察画像を作り出す技術です。

●高出力LEDでBLI、LCIを実現
複数の高出力LED照明を用い、白色光と短波長狭帯域光を生成します。発光強度比を変えて照射しさらに画像処理を組み合わせることで、観察に適した画像を提供します。


●BLI画像
短波長狭帯域光の照射により得られる高コントラストな信号に対して画像処理を行い、血管や表面構造などの観察に適した画像を表示します。

●LCI画像
赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い、粘膜の微妙な色の違いを強調します。

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